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CADに近い感覚で使える「レイアウトソフト」まとめ5選

CADに近い感覚で使える「レイアウトソフト」まとめ5選
ここがポイント!

「CADを使った仕事に興味はあるけど、どこからはじめたらいいか分からない……」という人にオススメの初心者向けのレイアウト(間取り)ソフトを5本、紹介! もちろんプロが使うCADシステムとは違うものですが「間取り図」ならとっつきやすいハズです。

1:「3DオフィスデザイナーLM」

 http://www.houtec.co.jp/club/index.htm

オフィスのレイアウト変更は結構むずかしいもの。そんな悩みを解消するオフィスレイアウトに特化したソフトです。素材として1500点以上のオフィス家具やOA機器が入っていて、それらをマウスで選んで配置できます。3Dにも対応していてインテリアはもちろん、家具の型番や価格などの集計、さらに賃料や一覧表を自動作成! 部署ごとの集計も可能で、コスト検討資料として利用できる総務担当者の人にもオススメの、すぐれものです。

※体験版もあります:「3DオフィスデザイナーLM」を14日間無料で試すことができます

http://www.megasoft.co.jp/cgi-bin/try/3dofficelm/cgi/form.pl

2:「せっけい倶楽部」

http://www.houtec.co.jp/club/index.htm

このソフトは、部屋を「パズルの1ピース」と考えて間取りを配置していくもの。ショールームで素材を選ぶように感覚的に「マイホーム」をコーディネートできます。 部屋にはあらかじめ家具などが配置されているので操作がカンタン。ゲーム感覚で「設計者気分」が味わえますよ。キッチンや家具はもちろん、ドア、壁紙やフローリング、外装材などを合わせると1000種類以上の素材データが標準で入って、最終的に3D表示ができます。

※ダウンロード版にはすべての素材データは含まれていません。

3:「Excel DE 間取り図」

http://www.kyotodefudosan.com/xls_madori/xls_madori.html

その名前のとおりExcelを使って間取り図がカンタンにつくれるソフトで「Excelを使ったフリーソフト&シェアソフト」としてよく紹介される有名なものです。Excelは、CADオペレーターでなくても、事務系のお仕事で必須のソフト。使える人は、ぜひ試してみてくださいね。ツールバーのコマンドボタンで、よく使う図形を自分で登録して繰り返し使用することもできます。できあがった間取り図は「.jpg」形式で保存することも可能ですよ。

4:「間取りっど5」

http://www.lilacsys.com/mad5/index.htm

このソフトは方眼紙(グリッド)を使ってカンタンに間取り図が作成できる「超初級~中級用」で、エンドユーザーにも対応したもの。ですが1/100のといった縮尺も設定でき、正確な図面がつくれる本格派の仕様! きわめてCADソフトに近い印象ですね。できあがった間取り図は「.jpg」などの画像ファイルに出力できてWord、ExcelそしてAdobe Illustratorなどとも互換性があるので、プロユースとしても十分な機能をもっています。

5:「Flash Hloor Plan(フラッシュフロアプラン)」

http://flashfloorplan.com/

最後に、海外からFlashに対応したレイアウトツールを紹介しましょう。ドラッグ&ドロップで部屋のレイアウトをカンタンに変更できるアプリケーション。トップページのサンプル画像をクリックすると快適な動きが体験できますよ。選んだ家具をグルグルと回転させたり、間取り図の上にいろんな家具たちをマウス操作で配置させることができます。このツールは不動産関連のお仕事でウェブサイトを制作している人などにもオススメです!

最後に

ここで紹介したソフトは、初心者でも感覚的に使えるような工夫がほどこされたものたちです。でも、不動産関連の間取り図作成のお仕事などでは十分に使える機能をもっています。こうしたものを試して感触をつかんで、本格的な設計図を描くCADオペレーターの勉強をはじめるのも、ひとつの方法といえるでしょう。

 

また趣味としてインテリアを楽しんでいる人には、以前、紹介した
「IKEA Home Planner」 http://www.ikea.com/ms/ja_JP/rooms_ideas/splashplanners.html や、
無印良品の「家具・インテリア シミュレーター」 http://muji.livingstyle.jp/sim/

そして、さまざまなインテリアブランドが協賛している3Dインテリアシミュレータ
「LIFESTYLE 3D NETWORK」 http://www.lifestyle3d.net/ などを試してみるのもオススメ。

またスマートフォンにもレイアウト関連アプリが多数あります。こうしたサービスを使ってみることは、高いスキルをもった現役のCADオペレーターさんにも新しい発見があるかもしれませんね。

建築設計の基本は平面=間取り図ともいえます。CADオペレーションをマスターする前に、まず操作がカンタンなレイアウトソフトを使って、さまざまな建造物、そして建築やインテリアなどの「空間」に対する意識を高めていきましょう!

この記事を書いた人
CADカフェ編集部

きゃどかふぇへんしゅうぶ

CADカフェ編集部

CADを使ってお仕事をされている皆さんへ、お役立ち情報をお届けしています。株式会社アペックスが運営。

(文:喜入時生 イラスト:織田博子)

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