CADオペレーターが「派遣」で仕事をするメリットとは?
正社員ではない「派遣」というスタイルでCADオペレーター業務を行うことにはどんなメリットがあるのでしょうか? なかでも「給与の高さ」と「好きなことを仕事にできる」こと、はおおきな魅力なのです。
時給が高く長く働くことができる
派遣の職種はさまざまですが、専門性の高いスキルが必要とされるCADオペレーターの場合、女性の求人に多い一般事務職よりも給与はかなり高めです。給与の高さは「CADオペレーターのスキルがある」ということが前提となりますが、これは、働くときに、もっとも大切な条件のひとつですよね。
また、技能が要求される職種なので年齢の制限は少なく、技術さえあれば若い方から中高年の方まで働くことができます。この業種の性格上、経験年数が多いほどテクニカルなスキルが上がっていくため、採用側も業界経験豊富な人材を求めていて、かなりの高年齢の方でも「ぜひ、更新してうちで働き続けてほしい」といった話もあるよう。
そして、さまざまな会社で違ったソフトウェアを学ぶことができるため働き先を変えることによってCADオペレーターの実務経験が増えます。つまり長く働くほど、どんどんスキルアップしていくのです。「技術を上げてCADのオーソリティーになって、いずれは女性実業家になって独立するぞー」ということも、けっして夢物語ではないのです!
勤務地が選べて大企業で好きな仕事ができる
派遣で働く場合、勤務地を選べることもメリットといえるでしょう。住んでいる街から近い場所でも好きな街でも選ぶことが可能。正社員の場合、転勤・異動などがありますが、派遣契約の場合、「直接雇用」ではないので、基本的に転勤・異動はありません。
つまり派遣だと正社員と違って「CADが好きで入社したんだけど、営業部にまわされちゃった~」ということはないのです。得意で好きな分野の仕事ができた方がハッピーですよね。また、「学校でCADはもちろん設計の勉強をして就活もいっぱいしたけど、大手ゼネコン設計部や有名ハウスメーカー、有名な組織設計事務所……、ぜーんぶ落とされた」とへこんじゃった人でも、だれもが知っている大会社で働くことが可能なのです。
「とにかくCADの仕事がすき!」という人には、派遣形態での就労が最適です。いまいちスキルに自信のない人でも研修期間を設けている派遣先もあるので、最初の一歩はそうした環境をチョイスするのも、ひとつの方法でしょう。
最後に
給与面、勤務地、スキルアップ……などを中心に、「派遣でCADオペレーターを仕事にする」ということを紹介しました。このお仕事をされている方とお話をすると「この人はCADがホントにすきなんだなー」という思いが伝わってきます。ちょっとした努力でスキルを身につければとても魅力的なお仕事といえるでしょう。いまCADオペレーターとして働いている人、そして検討中の人も「派遣」という選択は、確実にキャリアを積んでいける環境なのです。