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東京建物散歩~原宿駅~

東京建物散歩~原宿駅~

★3人★
MerryChristmas🎄
早いもので、今日はクリスマス!
年末ももうすぐ!本当に一年があっという間だったね~(^^)

長谷川
ね!来年2020年。東京五輪ってのも早くない?!

槙野
本当だねえ。そういえば、東京五輪に向けて原宿駅が改良工事して新駅舎になるらしいよー。

佐々木
ええ!原宿駅って唯一大正時代に完成してイギリス風の外観をもつ二代目駅舎で
都内に現存している一番古い木造駅舎じゃなかったっけ?

槙野
調べてみたらね、東京五輪終了後に解体されて新たにできる商業ビルの一部になるみたいなんだけど
できる限りは今の駅のデザインを残すようにするみたい!
1921年に竣工しているから2021年で100年!(@_@)

佐々木
100年も前の建物なんだねー。
原宿駅(JR)は最近あんまり利用していなかったから、あんまり駅をまじまじと見たことなかったなー。

槙野
近くでまじまじと駅って見ないもんだよね。

佐々木
でもこの駅が、大正期らしいってのは分かる気がする!

槙野
白壁と木造の骨組みが見える作りが、なんかヨーロッパっぽくてオシャレだよね。

長谷川
これ、ハーフティンバー様式って言って、もともとは北ヨーロッパに多い建築方式なんだって。
正面に掲げられた時計や、その上部の意匠と相まって、まるでヨーロッパの田舎町にある駅舎みたいな印象だね。

槙野
あとさ、屋根の上にある塔も印象的だよね。誰が設計したんだろう??

長谷川
当時の鉄道省にいた技師の、長谷川馨さんという人物らしい!!(同じ苗字…親近感w)

佐々木・槙野
初めて聞くお名前~

長谷川
この方、「幻の駅舎」と呼ばれる二代目横浜駅の設計にも携わった技師なんだって!
二代目の横浜駅舎にも、尖塔が建てられていたみたいだよ。

槙野
他にも、調べるとこの頃に建てられた先代の鎌倉駅の駅舎にも尖塔があって、
こちらは今の駅舎に建て替えられた後も駅の西口広場で保存されてるみたいだね。

佐々木
へぇー。この頃は尖塔がブームだったのかな……(^^;

長谷川
ちょっと話が脱線しちゃったけど、原宿駅の新駅舎は来年3月21日から供用開始
今の駅舎は保存を希望する声もあったんだけど、耐火性の問題があって来年中に解体しちゃうんだってね。。

佐々木
学生の頃とかよくお世話になってた建物だから、解体されちゃうのはちょっと寂しいよね~(:_;)

槙野
せっかくだし、来年の初詣は原宿駅を使って明治神宮に行こうか!
実は東京メトロの明治神宮前駅から行くのと距離はそんなに変わらないみたいだよ~。

長谷川・佐々木
いいね!初詣後はタピって帰ろう~!

☆3人☆
2019年も東京建物散歩ご覧いただき、ありがとうございました!来年もよろしくお願いします。
それでは、よいお年を~!

 
 
 
 

【物件概要】
・名称:原宿駅新駅舎
・設計:長谷川馨氏(鉄道省)
・竣工:1921年:大正10年
・用途:公共施設・駅舎
・構造:木造平屋、一部2階建て

 

人物紹介
長谷川
年末は実家に帰って寝正月にならないように…犬とお散歩行ったりして運動もするよ!

佐々木
私は最近Netflixに入ったから見たいものがたくさん!年末年始は暇にはならないかな(笑)

槙野
私も帰省して親戚たちに会うのが楽しみ!お年玉もう貰えないからあげる準備しなきゃ…(;・∀・)
この記事を書いた人
CADカフェ編集部

きゃどかふぇへんしゅうぶ

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