国立駅にJR東日本グループ初の木造商業ビルあると聞いて行ってきたんだ！
「nonowa国立SOUTH」。

でしょう？これは見に行かねば！と思って行ってきた。

国立駅の南口出たらすぐ右側にあるんだけど、ガラス張りの外装の中に木でできている柱が見える。中に入ると店舗や階段室の壁も木で、階数の表示も手すりも木で作られていた。普通のビルの階段室って少し冷たい感じがしたり、場合によってはちょっと怖かったりするけど、壁が木でできているからか、暖かみを感じた。

入口の方に建物についての説明が貼られているんだけど、使用された木材は約240m³！
nonowa国立SOUTHに使われている木材は、多摩地域の人工林から伐採したものらしい。
構造は「ハイブリッド木造」と言って、柱は木材で梁は鉄骨なんだって。

あと、下に敷いているタイルは製造過程で出てくる廃土で作っているらしい。

施工は大林組。設計はJR東日本建築設計と大林組。
ウッドデザイン賞2024のライフスタイルデザイン部門 建築・空間分野で入賞しているらしいよ。

耐火のため大林組のオメガウッドという技術も取り入れていて、
木の柱を石膏ボードで包み、表面を杉板で仕上げていると。
あと、梁の耐火被覆には集成材を使っているんだそう。

柱と梁が交差するところは鉄筋とコンクリートも使用して強化しているので、地震にも強いらしい。

国立駅には、nonowa国立SOUTHのほかにWESTとEASTがあるんだけど、SOUTHの1階はWESTとつながっていて、国立駅のnonowa口改札から出てきたら、外に出ずにWESTにもSOUTHにも行ける。

ちなみに、nonowa国立EASTに入ってるスタバは看板に指文字も書かれてあって、調べてみたら、日本初の手話を共通言語にするスタバなんだって。世界では5番目。

聴覚に障がいのある従業員さんが中心になって運営されているらしい。