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東京建物散歩~国立新美術館~

東京建物散歩~国立新美術館~

佐々木
今年も残りあと少し!1年ってあっという間。

長谷川
そうだね。で、2018年最後にご紹介するのはどこだ?

槙野
今月は「国立新美術館」です!

長谷川
ついに来たね、国立新美術館。

槙野
前から気にはなっていたけど、いつ紹介しようかなとちょっとタイミングを見ていたの。
あの優雅な曲線とか年末に相応しいんじゃないかと思って12月にしました!

佐々木
うん…よく分からないけど。
確かに、あの曲線は美しい。

槙野
でしょう!コンセプトは「森の中の美術館」としていて、
東京大学生産技術研究所の跡地に建てられたの。
設計は構造と設備を日本設計がやって、意匠は黒川紀章先生、
施工は鹿島・大成・清水・大林組などの6社。
ちなみに、黒川紀章先生が設計した最後の美術館だそうよ。

長谷川
そうなんだ。
黒川先生って登録有形文化財である寒河江市役所庁舎を設計した方だよね?

槙野
そうよ。よくご存じで。

長谷川
(ドヤ)

槙野
ふふっ。
規模は地下1階、地上4階、敷地面積30,000平方メートル、延床面積47,960平方メートル、展示面積14,000平方メートルで日本最大。
構造はS造だけど、地下はSRC造。
以前、最大と呼ばれていた大塚国際美術館の約1.5倍にも及ぶらしい。

佐々木
大きいね!

槙野
そんなに大きいから外観の写真を撮るのに結構苦労したわ。
普通に撮ると全部収めるのが難しいから、パノラマで撮ってみたのがこれ。

パノラマ


佐々木
おお!こうやって見るとまた違う感じがするね。

槙野
独立行政法人国立美術館に所属している美術館では唯一コレクションを持たないから、
英語名はミュージアムではなく、アートセンターを用いて
「THE NATIONAL ART CENTER-TOKYO」を名乗っているって。

長谷川
そうなんだ。

槙野
実は、国立新美術館を建築的に見学する建築ツアーってものがあって、
今月の7・8・9日にもあったけど、タイミングが合わず参加できなかったんだよね。

長谷川
そういうのがあるの?気になるー!

槙野
日本設計の社員さんがガイドをしてくれるマスターコースでは地下のバックヤードや屋上も巡るらしいから、
来年もあるのであれば、是非参加してみたいと思ってる。

長谷川
私も私も!

佐々木
行くときは私も誘って!

槙野
分かった。次回の日程が分かったら、皆に声かけるね。
皆さんもご興味ございましたら、是非参加してみるのはいかがでしょうか。

 
 
 
 

【物件概要】
・施工:鹿島建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社松村組、清水建設株式会社、株式会社大林組、三井住友建設株式会社
・設計社:株式会社黒川紀章建築都市設計事務所、株式会社日本設計
・工期:2002年~2006年6月
・構造:鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造(地下)
・階数:地上6階 地下2階 塔屋1階
・建築面積:12,989㎡
・敷地面積:29,998㎡
・延床面積:49,834㎡

 

人物紹介
佐々木
クリスマスソングと言えば…
ジングルベル~♬

長谷川
いやいや、ラストクリスマスでしょう!

槙野
私はクリスマスイブが好きだわ。
きっと君は来ない~
この記事を書いた人
CADカフェ編集部

きゃどかふぇへんしゅうぶ

CADカフェ編集部

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