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東京建物散歩~安与ビル@新宿~

東京建物散歩~安与ビル@新宿~

3人
2021年も下半期!!
下半期も引き続き、よろしくお願いします~

長谷川
早速下半期の1回目いってみよう~(∩´∀`)∩

長谷川
この間ね、ルミネエストに行く用があったんだけど
ルミネエストの隣に今回にふさわしそうな東京建物を見つけたの!

佐々木槙野
お!どこどこ?

長谷川
これこれ(写真を見せる)

佐々木・槙野
おお!!なにこれ!新宿にこんな建物があったんだー!

長谷川
ここの建築物の名前は、安与ビル。
このビルの6階と8階と最上階の9階には「柿傳(かきでん)」って茶懐石のお店が入っているみたい。

槙野
1階が銀行だってことは知ってたけど、他に茶懐石のお店が
入っていたんだね!!

長谷川
あんまりこっち方面(東口)昼間は歩かないからさー
夜に見ると内部の明かりで輪郭が浮かび上がっていて、
一層美しさと輝きを増していたんだよね~

佐々木
新宿に毎日来ているのに、こんなビルがあったなんて・・・
全く気付かなかった…Σ( ̄ロ ̄lll)

長谷川
昼間はあまり印象ないけど、夜になるとライトアップされているのが本当に直で見てほしいくらいきれいで!!
どうやら、リニューアルするときに外構ライトアップの提案を受けて、外部に設えてある既存の縦格子ルーバーの内側から発光する柔らかい印象の照明を設けてて、各階にはそれぞれにテナントやビルオーナーのオフィスが入っているから、
室内から外に漏れる光を統一することは難しく、いかに調整していくかが課題となったんだって。
その他にも、防水型のLED照明を用いた外構の照明器具はビルの内外から光源が見えないようにステンレスバーで目隠しを施すなどして、コストを抑えながら随所に細かい処理を施していたらしい。

佐々木
へー!そうなんだ!この建築物の特徴は、形だよね。
調べてみたんだけどファサードの形状が中国の仏塔のように角ばっていて、階層ごとに開口部の向きが変わっている複雑で面白いつくりなんだってさ。

槙野
作りが変わってるな~って思ったわ。

佐々木
八角形を何層にも重ねた幽玄な趣のビル建築だね!

長谷川
これは22.5°ずらして積層されていて、それで外観を特徴づけているらしい。

槙野
なるほどね!
私設計者が気になって調べたんだけど、ここの設計者は早稲田大学理工学部教授を務めた明石信道さん!
柿傳(かきでん)の内装は、谷口吉郎さん!
設計者は近傍の新宿区役所本庁舎も設計しているようだよ。

長谷川
あ、同じ設計者だったんだね!

槙野
てかびっくり( ゚Д゚)
このビルは1968年に完成したからもう50年以上経ってるんだってさ!

佐々木
そうなんだ!本当にここのビルの存在に気付かなかった;;
ホンちゃん面白い建物見つけたね!

長谷川
へへっ(*ノωノ)

槙野
この柿傳(かきでん)の設計者が手掛けた数寄屋造りの茶室や客席が今も使い続けられているんだってさ!

佐々木
調べるとギャラリーとかやっているようだし、今度このビル中に入ってみようか(^^)

長谷川槙野
うん。そだね~!!

 
 
 
 

【物件概要】
○安与(やすよ)ビル
所在地:東京都新宿区新宿3丁目37-11
築年月:1967/01
構造:鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)(地上9階建)

 

人物紹介
佐々木
梅雨明けたね!日焼け対策はなんかしてる?
私は目からも紫外線が入るって聞いて、眼鏡かけるようになった!

長谷川
私は家の中に居ても、日焼け止め!これはステイホームで学んだ(笑)
槙野
私は焼けたくないから、美白キープできるようにビタミンC飲んだりしてるよ♪
この記事を書いた人
CADカフェ編集部

きゃどかふぇへんしゅうぶ

CADカフェ編集部

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