先月でコラム開始から1年！
今回は記念すべき2年目の初コラムですわ。

今回は国立代々木競技場、通称「代々木体育館」です！

うん、
耐震改修工事で今フットサルコート以外は営業休止中なの。
1964年の東京オリンピックのために建てられているから
もう54年も経っているからね。

私が行ったときは第2体育館だけ壁で囲われていて、
第1体育館は工事をしている感じがあまりしなかったわ。
(2018年3月18日基準)

そうかもね。

代々木体育館は丹下健三先生の代表作の一つなの。

第一体育館は「世界の名建築100選」に選ばれたこともあるわ。
ちなみに、施工は第一体育館が清水建設、第二体育館が大林組。

観客を競技に集中させるために、内部に柱を持たず、
吊り橋と同じく主柱から屋根全体が吊り下げられる構造にしているそうよ。
それに、天井を安定させるため、油圧ダンパーで屋根の振動を抑えていて、
この油圧ダンパーを制震目的採用したのは日本初だったらしいわ。

そう。その返還交渉が難航して着工が遅れてしまい、
オリンピック前年の1963年2月から工事が始まって、
結局は開催3ヶ月前の1964年7月からは24時間体制で工事を進めたそうよ。

でも、評判はとてもよかったらしく、当時のアメリカ水泳選手団の団長が
「自分の骨を飛び込み台の根元に埋めてくれ」と言ってたと伝えられるくらい。
丹下先生は国際オリンピック委員会から特別功労者として表彰ももらっているからね。

(;^ω^)