2022.3.23 （水）

東京建物散歩～21-21 design sight～

長谷川

この間、外出した時に天気が良かったからミッドタウン内のガーデンでお昼食べたんだけど、近くに特徴的な形のした建築物があって！今月はこちらを紹介しようかなと！！！
これです！じゃじゃーん＼( ‘ω’)／

槙野

あー！ここ！！
ミッドタウン行った時に見えて、私も気になっていた！ここなんて名前？？

長谷川

ここの名前は「21-21designsight」
（※読み方はトゥーワン・トゥーワン・デザインサイト）って言うんだってさ。

佐々木

この建物は現代美術館で、デザイン専門施設のようだよ。

槙野

この建物って出来たばっかりだよね？？昔からあったけ？？？

長谷川

1980年代から日本にデザイン文化の拠点となるデザインミュージアムをつくる必要性を強く感じていて
様々なクリエイターと話し合って、2007年3月にミッドタウン内にできたんだってさー！

佐々木

構造は見た感じ、コンクリート造だろうね。
この　▼　←の形はどういうイメージで作られたんだろう？？

長谷川

これは三宅一生さんの「一枚の布」からイメージを得ているんだってさ！！

佐々木

「一枚の布」ってパリコレのだよね？？

長谷川

そうそう！画で描くことは簡単だったけど、いざそれを実際にそれを作り上げるってなると困難だったみたい。汗

槙野

あ、ここの設計は安藤忠雄さんなんだね！

長谷川

お！安藤忠雄さんなんだー！！
コンクリートの建物が多いみたいだし、やはりって感じ(^▽^;)

佐々木

ここはボリュームの約8割が地下に設けられていて、自然光が差し込むサンクンコートなどダイナミックな空間が広がっているようだよ。

槙野

ホンちゃん、中には入らなかったの？？

長谷川

次の予定が詰まってて、時間がなくて中には入れなかったんだTT
でも外から見ただけでもダイナミックな印象を受けた！！

槙野

地上1階・地下1階の低層建築で地上階にはギャラリー3とショップ、地下階に2つのギャラリーと自然光がさしこむサンクンコートを擁しているんだね。

佐々木

この屋根の他にも日本最長の複層ガラスなど、世界屈指の日本の技術が結集されているみたい！

長谷川

実際、長さ54ｍの鉄板屋根の加工には大変高度な技術を要したんだって。

佐々木

日本の建設技術…恐るべし( 一一)

槙野

21_21 DESIGN SIGHTの敷地は、公共空地に囲まれてて壊すことなくデザイン専門施設として存在を主張するにはどうすればよいかを考えた結果
面積の8割を地下に埋設することにして、背後に立ち並ぶヒマラヤ杉に、しっかりと包まれるようにたたずむ建築をつくりたいと考えたんだってさ～。

佐々木

へぇ～。かなり大変な思いをされて作られたわけだ(–;)

長谷川

あ！このロゴマークさ、お洒落じゃない？？見上げた

槙野

これ調べたら、実際に東京の町工場で製造されたんだってさ！
住所番地を示すプレートの様な造形にすることによって、21_21がデザインの「場所」であることを示していて
同時に、デザインという行為によって、日常に潜む可能性を引き出そうという理念も込められているんだってさ～。
呼び名は「プロダクトロゴ」だとか。

佐々木

そうなんだ！シンボルマークとして分かりやすく作られているんだね( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ

槙野

でもさ、ミッドタウンのガーデンの中ってことで結構場所は良さげだよね。
クリスマスシーズンはイルミネーションがきれいみたいだよ♪.*

長谷川

今度こそ中に入ってみよっと！!

【物件概要】
●21_21 DESIGN SIGHT（トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト）
設計：安藤忠雄／安藤忠雄建築研究所＋日建設計
建築主：三井不動産　他5社
企画構想：北山孝雄／北山創造研究所
施行者：株式会社竹中工務店・大成建設　工事共同企業体
敷地面積：2039.15 m2
建築面積：394.93 m2
延床面積：1,732.61 m2
展示室：576 m2
ギャラリー1：133 m2、ギャラリー2: 443 m2
主体構造：鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地下1階地上1階
地上階最高高さ：4.8 m
地下階天井高さ：5.0 m (ギャラリー1), 4.8 m (ギャラリー2)
主要仕上：外壁／コンクリート打ち放しフッ素樹脂クリア塗装
屋根：スチールプレート、全溶接、フッ素樹脂塗装　
外部床：石貼り（花崗岩]）スチールチェッカープレート　溶融亜鉛めっき燐酸処理
内部床：石貼り（花崗岩）コンクリート直均し、浸透性表面硬化剤塗装
内壁：コンクリート打放し、プラスターボード貼り、EP
天井：コンクリート打放し、プラスターボード貼り、EP